2016年11月アーカイブ


お預け

大勢の皆様からの熱い応援を頂きました事、深く感謝しております。

本当にありがとうございました。

1-0のドローという、何ともやりきれない結果となりました。

1人のジャッチがこちらの勝ち、残りの二人が引分けという本当に惜しい気持ちでいっぱいです。

まっ、一番そう思っているのは、もちろん本人ですね・・・

採点が割れたのは、おそらく最終4Rだったと思います。

こちらが気を抜いたというよりは、相手が良く頑張ったといった印象でした。

人としてもかなり逞しくなり、結果的にはやりきれない気持ちと書きましたが、本人の実力と経験からすると充分それを出し切り、やりきったように思います。

努力家の山田の事、今後さらなる成長を見せてくれることと願っています。

本日は、ありがとうございました。

カムバック

昨日、勝利でカムバックを果たしたフィリピンの英雄、いやボクシング界のレジェンドマニーパッキャオの試合をWOWOWで観戦しました

 

改めて、この人本当にファンは多いですね。

 

アメリカラスベガスの会場では1万6千席が全て完売ということです。

 

もちろん私も熱烈的なその一人ですが、何がここまで人を魅了するのでしょうか?

と、改めて考えてみました。

 

まずは一言、スピードですよね。

 

単にスピードと言ってもパンチ、フットワーク、ボディーワークとありますが、何と言っても際立っているのが前に出る際のギヤチェンジスピードです。

 

単にステップインが速いというだけではなく、静から動へ移行する際の?その?時差にあると思います。

 

つまりスタートとほぼ同時に最高速へ持っていくわけですね。

 

対戦相手からしてみれば、距離感とタイミングが日頃のスパーリングなどでは体感したことのない様な、まさに異次元の世界なのでしょうね。

 

ただその為には後ろ足という太いトルクを生み出すエンジンと、その急発進したボディーを確実に止める前足の制動力の強いブレーキがしっかりしていなければなりません。

 

それがあるからこそ、瞬間移動してすぐさまに高速コンビネーションが放てるのでしょうね。

 

また最大の武器であるそのスピードを更に際立たせる為の?フェイント?が随所に散りばめられているのも特色です。

 

通常ボクサーはパンチが来てから反応するのではなく、相手のパターンを読んで危険察知していくものです。

 

知らず知らずのうちに相手のリズムやコンビネーションを頭にインプットして戦っています。

 

かえってそれが裏目に出て、フェイントの餌食になってしまうわけですね。

 

目まぐるしいスピードで手を変え品を変え、更にフェイントで急にパンチをすり替えられては相手からしてみればホント為す術がありません。

 

もう一つ、圧倒的なスピードと言うアドバンテージの最大の効果は、相手のCPUをフリーズさせてしまう事にあると思います。

 

つまり、あのテンポについていかれなくなるのでしょうね。そう頭の回転が・・・

 

ただ最近の試合を見ていると、以前のように矢継ぎ早に先端の鋭い槍を差し込んでいくようなスカッとした攻撃の場面が少なくなってきている様に感じます。

 

パッキャオ本人が試合後の談話で「慎重に戦った」とコメントした通り、魅力の一つである攻撃主体の荒々しさが薄れてきているように感じます。

 

もちろん、それと引き換えに熟練の技が光かっていました。

 

以前に比べ攻撃と防御の比重が変わってきているのが明らかです。

 

例えばコンビネーションの打ち終わりの場面で立ち位置の角度を変え、頭の位置も攻撃直後には変わっていて、常に攻撃と防御がセットになっています。

 

 

かなりディフェンスに重きを置いた反復練習を積んでいるのでしょう。

 

 

また、自分をコントロールする抑制力も凄いですよね。

 


普通あれだけの観客の前で、しかもそのほとんどが?その一人?を目当てに会場に足を運んでいるわけですからね。

 

 

もちろん、観客が何を求めているのかパッキヤオ自身が一番感じているはずです。

 

 

 

世界中からの期待というプレッシャーを背中で感じながら、KOの欲にブレルことなく、勝利という仕事をキッチリやり遂げる。

その冷静さも、最近のパッキャオの魅力の一つになっています。

 

38歳にして益々進化を遂げているとはホント驚くばかりです。


次戦はまだ決まっていませんが、私にとっては楽しみが?カムバック?してきた。そんな感じです(笑)

  

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